女剣士「私は剣の名家、貴方のような貧民上がりには負けない」俺「どうだろうな」シュッ

1:2019/11/22(金) 05:04:30.89ID:H4YSPYAD0 キンキンキンキン!
俺「ついていける!」
女剣士「嘘…!」

俺(この日の士官学校の決闘祭のために半年、彼女の剣の流派を研究した甲斐があった)

女剣士「こんな試合、お父様も失望する…」
女剣士「この私が、貧民の我流剣士なんかに負けるわけには…!」ブワッ

審判(これは殺す気の一撃だ…!)ゾクッ
俺(来る、炎刀流奥義・絶炎華!)
俺「我流奥義、絶炎返し!」カァンッ

女剣士「う、そ….こんな、ことは…」ドサッ

審判「しょっ、勝負あり! 決勝戦、俺選手の勝利です!」
観客「うおおおおおお!」

41:2019/11/22(金) 05:25:32.19ID:18uO/2NT0

女剣士「羅刹! 羅刹!」ガシュッ、ガシュッ

俺「そんな不意打ち前提の技が当たるか!」ガンッ、ガンッ
ザクッ
俺(防ぎきれなかった…横っ腹、持っていかれた…)ガハッ

女剣士「ああ、あら、ごめんなさい、貴方の身体に傷をつけるつもりはなかったのに」ペロッ
俺(俺の血を、美味そうに舐めてやがる…)ゾッ
女剣士「貴方、私が思っていた程強くはなかったのね」シュッ
女剣士「手足落としで達磨にして、ずぅっと、生涯愛してあげるわ」ハァハァ

俺(不意打ちとはいえ、騎士長に致命傷を与えた剣の腕は、明らかに俺より数段上だ!)
俺(こいつは狂ってるが、俺と覚悟が違う!)

67:2019/11/22(金) 05:31:07.82ID:18uO/2NT0

俺「なぜ、俺を…?」

女勇者「話した通りだ。側近と魔王を同時に相手取れないから、どうしても仲間が必要になったのさ。あの戦いを見て、確信したよ。キミはこの国で、ボクの次に強いよ」

女勇者「自惚れみたいな言い方になっちゃったね…ごめんね」タハハ

俺「いえ…」

女勇者(ずっとぼうっとしてるな…ゴブリンパウダーのせいか)ジッ

68:2019/11/22(金) 05:31:25.40ID:18uO/2NT0

女勇者「キミの事情は遠巻きには知っているけれど、深くは知らないんだ」
女勇者「だけど…キミが話さないのなら、根堀り葉掘りは訊かないよ」

俺「……ありがとうございます」

女勇者(話してはくれない、か)
女勇者(初めて肩を並べて戦える仲間だから、もっと親交を深めたかったのだけれど)
女勇者(彼は、ボクに関心がないらしい)ハァ

女勇者「ちょっと寂しいな…」

76:2019/11/22(金) 05:33:02.51ID:qAxVpypt0

女勇者「魔王の側近の暗黒騎士は、キミの捜している女剣士だよ」

俺「ほ、本当なのか!」

女勇者「…ようやく、人間らしい顔をしたね」ニコッ

女勇者「一度剣を交えたから間違いないよ」
女勇者「…もっとも、悪魔の心臓を移植して魔人化してるけどね」

俺「お、女剣士…」

女勇者「あんな化け物と魔王の連戦じゃ、さすがのボクでも分が悪すぎる」
女勇者「いいかな? 今度こそ、キミがあの娘を止めるんだ」

1 2019/11/22(金) 05:04:30.89ID:H4YSPYAD0

女勇者「魔王の側近の暗黒騎士は、キミの捜している女剣士だよ」

俺「ほ、本当なのか!」

女勇者「…ようやく、人間らしい顔をしたね」ニコッ

女勇者「一度剣を交えたから間違いないよ」
女勇者「…もっとも、悪魔の心臓を移植して魔人化してるけどね」

俺「お、女剣士…」

女勇者「あんな化け物と魔王の連戦じゃ、さすがのボクでも分が悪すぎる」
女勇者「いいかな? 今度こそ、キミがあの娘を止めるんだ」

77:2019/11/22(金) 05:33:27.82ID:18uO/2NT0

>>1
貼ったぞ😡
はよ続き書け

27:2019/11/22(金) 05:14:34.99ID:18uO/2NT0

なんでここで止まるんや

55:2019/11/22(金) 05:28:44.46ID:18uO/2NT0

仮面男「おい、何か言ってみたら…」

俺「……騎士長、ですか?」

仮面男「はあ?」

俺「ごめんなさい、ごめんなさい…」
俺「俺のせいで、こんな…」

仮面男「おい、何言ってやがる。別人だ」

俺「違う、のか…?」

仮面男(なんだ、妙だぞ)

39:2019/11/22(金) 05:24:56.43ID:18uO/2NT0

仮面男「おい、何か言ってみたら…」

俺「……騎士長、ですか?」

仮面男「はあ?」

俺「ごめんなさい、ごめんなさい…」
俺「俺のせいで、こんな…」

仮面男「おい、何言ってやがる。別人だ」

俺「違う、のか…?」

仮面男(なんだ、妙だぞ)

60:2019/11/22(金) 05:29:40.11ID:qlinqTs7a

少し省略してるんか?いずれにせよいいペースやで

28:2019/11/22(金) 05:15:12.30ID:7P3Jr2/Q0

こういう作業するやつってほんまにガイジなんやろな

36:2019/11/22(金) 05:24:22.25ID:18uO/2NT0

こういう作業するやつってほんまにガイジなんやろな

7:2019/11/22(金) 05:06:22.51ID:kRvcjEaZd

ID:Cj71xvgt0出て来い
また最初からやぞ

61:2019/11/22(金) 05:30:00.96ID:18uO/2NT0

女勇者「…駄目だ、キミは連れていく。ボクがもらうよ」

俺「他にもいるだろ…腕が立つ奴くらい…放っておいてくれ…どうせ、使い物にならない…」
俺「俺が一番わかってるんだ…。魔王にも世界にも、興味なんてないんだ…」

司会「そ、そうだそうだ!」ドンッ

女勇者「キミは黙っていろ」ギロッ

司会「ひ、ひいっ!」

女勇者「…キミの想い人を、ボクが見つけたと言っても意見を変えないのかい?」

俺「!」

70:2019/11/22(金) 05:31:54.89ID:18uO/2NT0

俺「頼む…寝る前に、頼む…」ガリガリ

女勇者「もう少し、量を減らさないと…」
女勇者「食事を増やして気を紛らわせるとか…」

俺「食べても食べても、気持ち悪いだけなんだ!」

女勇者「…ゴブリンパウダーさえなければ、キミは本当に最高の仲間なのだけれどね」

俺「お前にはわからねぇだろうなあ!」
俺「頭痛が酷くて、頭がイライラして、寒くて、寂しくて…」ガタガタ

女勇者「…わかったよ。使うといい」ハア

54:2019/11/22(金) 05:28:29.00ID:18uO/2NT0

―二年後・廃棄街の闘技場―
司会「さあ、賭けた賭けた!」
司会「今日の試合は無敗の剣士俺ェ! そして、正体不明の仮面男!」
司会「夢のドリームマッチだあああ!」

観衆「うおおおおお!」
観衆「当然、俺に賭けるぞお! あいつが負けるところは想像できねぇからなあ!」

俺「…………」フラフラッ

仮面男「テメェが、百連勝剣士か。近くで見るのは初めてだな」

72:2019/11/22(金) 05:32:10.09ID:18uO/2NT0

ガサコソ

女勇者「……」ウツラウツラ
女勇者「キミ……まだ、起きているのかい?」

俺「……」ガバッ

女勇者「きっ、きゃあっ!」ドサッ

俺「暴れないでくれ…」ハァハァ

女勇者「キミがそういう人だとは思わなかった! 心底軽蔑したよ!」
女勇者「今なら、なかったことにする。早くボクの上から降りてくれ……!」

俺「…………」ハアハア

女勇者「降りろ! このっ、ケダモノッ! 下衆が!」
女勇者「本当にボクは、キミに失望した! やっと共に戦える仲間ができたと喜んでいたのに、こんな…!」

58:2019/11/22(金) 05:29:26.51ID:18uO/2NT0

司会「さすが俺様です。貴方こそ、最強の剣士に相応しい」

俺「……それより、アレをくれ、報酬をくれ、なあ。残りが少ない」ガタガタ

司会「わかっていますよ。はい…ゴブリンパウダーです」ニヤッ

俺「…………」スースー

女勇者「薬漬けにして強引に戦わせるなんて…あまりに酷い」

司会「なっ! だ、誰だ」

女勇者「キミ達の行いは、ボクが許さないよ」ジャキン

司会「馬鹿な! 護衛の奴らがあれだけいたのに、たった一人に突破されたのか!?」

12:2019/11/22(金) 05:07:11.19ID:qOJKFwJw0

これが最近流行りのループものですか

73:2019/11/22(金) 05:32:24.87ID:18uO/2NT0

女勇者「この…ヘンタイがっ!」ドカッ
女勇者「信用していたのに…サイテイだよ!」ツゥッ
女勇者「こ、今後、ボクの三メートル以内に近づかないでくれ!」

俺「お、俺を、見捨てるのか…」ポロポロ

女勇者「な、何も、泣くこと…!」

俺「寂しいんだ、苦しいんだ」ガタガタ

女勇者「……」

俺「お願いだ…俺を、俺を受け入れてくれ」

女勇者「…………」
女勇者「……わかった、よ。元よりボクが、強引に手伝わせている、命懸けの旅路だ」

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